BLA(バードライフアドバイザー)3級の受講体験記と補足<まとめ>

本日はBLA(バードライフアドバイザー)3級を受講してきました。いい大人ですが時折流れるTSUBASAさんの活動記録の映像や、資料映像には本当に何回も何回も涙しました。他の受講生の方も映像が流れるたびに目の縁の涙をハンカチで拭っていて、

みんな本当に鳥が好きなんだ

と、心がほっこりました。

ここでは、本日学んだ内容を私の補足を加えて分かりやすくご紹介したいと思います。鳥を飼おうと考えている方、飼い始めた方、BLA(バードライフアドバイザー)3級の受講を考えている方にぜひ読んでいただきたい内容です。

はいっ、いきますよ。

BLA(バードライフアドバイザー)3級とは?

埼玉のNPO法人TSUBASAさんが主催する「鳥と私が幸せになる」をテーマに、インコやオウムを飼育するにあたっての基礎知識を学ぶことができます。講義の最後に実施される修了試験に合格すればTSUBASAさんより認定される民間資格です。

開催:全国主要都市

受講料:5,000円

講義時間:5時間

申し込み:イベント支援集客サイト「こくちーず」から

同じ地域での開催となると実績を調べたところ東京・大阪で3~4ヶ月に1回程度、その他県庁所在地級の都市で年1回ぐらいの開催になります。関東・近畿など地方別で区切れば年数回の開催があるようなので、遠出を覚悟すれば受験する機会は少なくはありません。

ただ受験機会に比べて人気が非常に高く、申し込み開始当日で満席になることも珍しくありません。どうしても受験されたい方は「こくちーず」で受験申し込み開始日をチェックして開始時間近くに申し込むことをオススメします。私も2級受験の申し込みの際、

申し込み開始4時間で満席でした…

キャンセル待ちです(´;ω;`)

※今のところTSUBASAさんのホームページ情報は更新されるのに時間差があります。必ず「こくちーず」で試験動向、申し込み開始日を確認しておくことを強くオススメしておきます。絶対出遅れますので、ぜひ私のように後悔なさらないように。

受講会場の雰囲気

講義は撮影禁止です!講義前なのでご容赦下さい(^^ゞ

大阪会場の大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)は、最寄り駅の地下鉄谷町線「天満橋」駅1番出入口を出て東に約300~400mのところにあります。到着したのは開始5分前でした。

登壇されているのが認定NPO法人TSUBASA理事長の松本壯志さんです。男性はざっと見渡した限りで私を含めて5名ぐらい。女性45:男性5ですね。

圧倒的マイノリティ…

嫌いではないです。

「1kg以上の鳥を飼っている方はいますか?」と聞かれて、あ、ちょうど1kgだなと思い手を挙げると私1人だったので、お約束なんでしょう「ダチョウでも飼っているんですか」と松本さんに尋ねられました。

会場の笑いを誘ったあとに「コンゴウインコですか?」と聞かれたので「あ、ルリコンゴウです」とお答えすると会場が「ええっ、ざわざわ」となりまして…

恥ずかしかったです(/ω\)でも、

初めて尊敬する松本さんと話せて

嬉しかった!

BLA3級講座内容まとめ

BLA3級目録

①コンパニオンバードの難しさ

②TSUBASAで引き取る理由

③BLAについて

④お迎えする前に準備する8つのこと

⑤愛鳥を守る「いしょくじゅう」

⑥愛鳥を守る「心のケア」

⑦修了試験

この中から、特に勉強になったことを私の知識とこれまでにオカメインコ、るりちゃんを飼育した体験談に基づいて紹介します。

食事は常に最新情報を!

食事はどんどん進化しているので、最新情報は常にキャッチしてほしいとのことでした。日本では昔はひまわりだけをやっていればいいという時代を経て、今はペレットを中心とした食餌となっていますが、日本よりも飼い鳥の文化が進んでいるアメリカでは現在、

・ペレットとシードが5:5ぐらい

・野菜や果物を与える

このようになっているという話を聞いたことがあります。この話は講義の中でもありました。るりちゃんもシードとペレットの割合はだいたい5:5にしています。野菜や果物は本当にたまにです。るりちゃんは好き嫌いが激しいので…

【ペレットの特徴】

・完全栄養食といわれる

・人工物である

・どんなリスクがあるか未解明

・鳥にとっても面白みがない

【シードの特徴】

・選り好みして偏食になる

・元々本能的に食べている

・脂質の多いものが多数

・鳥は脂質の多いものを好む

・ビタミン、ミネラルが不足する

講義でもらったアドバイスとしては、TSUBASAさんは保護した鳥に対してシードは脂肪分の少ないヒエ、アワ、キビしか与えていないようです。麻、サフラワー、ヒマワリのように脂肪分が非常に多い食事は発情を促し肥満になるとのこと。データの紹介では、

・ヒマワリは図抜けて脂肪分が高い

・脂質は発情、肥満のもとになる

ことがよく分かりました。基本的にシードは粗食が中心が良くソバ、オーチャードグラス、オーツは大変ヘルシーであるとのことでした。また、絶対に食べてはいけないものが私達人間が食べるものにあります。

・迷ったら与えない

・食べていいものとダメなものが複雑

これがTSUBASAさんからのアドバイスでした。鳥は人間が食べていたらすごく欲しがりますけどね。「なにそれ」って顔で近づかれると心苦しいです。でも食べ続けた結果、皮膚病になったり、肝臓が肥大して死亡に繋がったケースを聞いたことがあります。

私は人間の食べ物は与えません。

味を覚えて食べられない方が、

苦しいこともありますので。

動物病院を探しておくことが重要な理由

鳥が診察できる動物病院については、いずれご紹介します。

・鳥は病気であることを隠す

・元気なフリ、食べるフリをする

野生の鳥が群れで生活をする目的は、その方が狙われても生き残れる可能性が高いからです。仲が良いからではありません。その群れから遅れると天敵に自分が狙われる可能性が上がりますので、元気なフリをして群れについていく習性が本能的に備わっています。

実は最近、実家で飼っている雌のオカメインコ(昔、私が拾ってきた迷子インコ)が肺炎にかかって緊急入院することがありました。無事回復しましたのでここでは事例として紹介します。その際、母が言っていたことと診察結果をまとめますと、

【母の証言】

・前日まで普通にしていた

・前日、ヒューという呼吸音が混じる

・当日まで餌は食べていた、殻もあった

・当日、急に肩で息をしだした

・糞の臭いや形状は1ヶ月前から違和感

・産卵前のいつもの糞の変化かとも思った

【診察結果】

・レントゲン結果は肺が真っ白

・もう少し遅れていたら、危なかった

・約1週間の入院

変化に気づけるとしたら「糞の変化」と「前日の肩呼吸」ですが、なかなか難しい判断ですよね。動物病院の医療費は高いですし、躊躇することがあるかもしれません。ただ鳥が人間の目から見て「体調が悪そう」なときは相当悪くなっているときです。

・少しでも違和感を感じたら、すぐに病院が◎

・TSUBASAさんでは毎日体重測定

こうなったときに病院を探している余裕がありません。鳥を診られる獣医さんが凄く少ないので(「診られる」と言うけど、鳥の種類を話すと分からない獣医がいるそうです)普段から足を使って、いざという時に本当に頼れる獣医を探しておくことは重要です。

「絶対に何かサインを出しています」

by 松本壯志さん

鳥の排泄物の種類

体調を知るサインの内、分かりやすいサインの1つが排泄物です。それでは鳥の排泄物を解剖します!鳥は便と尿の排泄を同時に行います。便の種類は下記のとおりです。

【多尿便】
原因:飲水量多、換羽、腎障害、緊張、興奮

【下痢便】
原因:腸炎、胃がん、内臓障害

【貯め糞】
原因:消化不良、発情、卵詰まり、メガクロアカ

【絶食便】
原因:餌を食べていない

【黒色便】
原因:上部消化器の出血

【未消化便】
原因:寄生虫、消化器官の障害

【尿酸が黄色】
原因:肝障害、ストレスとか

呼び鳴き・毛引きの改善方法とは?

  • 呼び鳴き
    なぜ鳴くのか?自然界の鳥は警報、確認、会話(コンタクトコール)をするそうです。群れで生活をし、コミュニケーションを密にする鳥にとって1匹でいることはとても不安なことです。中でも呼び鳴きは最大級の鳴き声を出します。
  1. 返事がない → 不安になる
  2. 不安になる → 安心したいから余計に鳴く

ではどうすればいいでしょうか?

松本さんからのアドバイスは気配を感じさせてあげましょうとのことでした。近くにいることを伝えてあげるように口笛を吹いたり、声を出してあげたりしてあげましょうと。それだけでは、収まらないという声もあるかもしれません。

私もここは考え方を変えた部分ですが、鳥を幸せにしてあげることを考えたときに不安を解消してあげる方が先かなと。その上で、不安が減って呼び鳴きをする必要がないように機会を減らす方向にアプローチを変えています。

  • 毛引き
    毛引きは本当に悩みますよね。「私が至らないせいで…」なんて気持ちになり心を痛める方も多いと思います。私も経験がありますので非常によくわかります。

食事による毛引きの改善では、前述しましたとおり低脂肪、低カロリーの粗食により発情させないことがポイントになります。脂質の多い麻、サフラワー、ヒマワリの与えすぎは発情を促進してしまいます。発情を抑えることは重要なことの1つと言えます。

また緊張感を持たせることで、毛引きを改善することができます。鳥は「何もすることがない」と発情するしかありません。食べ物もそろっている、安全に寝る環境も整っているといったことは自然界には存在しません。毛引きは飼い鳥にしか起こらないことです。

・退屈させないこと

・自然界に少しでも近づける努力

これが重要になります。これを実践するのにフォージングという方法があります。「ええ、そんなこと?」みたいなことですが簡単にできますのでお試しください。ここで言うストレスとは、自然界において受けているであろう適度なストレスです。

  1. ケージ内にたくさん餌箱を設置して、毎回違う餌箱に餌を入れる
  2. 餌を野菜の葉っぱで隠す
  3. 餌を入れない時間を作る
  4. おもちゃも与えっぱなしにしない
  5. フォージングトイの活用(TSUBASAでは竹筒の中に餌を入れている)

簡単なことですが、これだけのことを毎日やろうと思うとまあまあ時間はかかります。ぜひご一考下さい。また自然界に近づけることが理想となりますから、この限りでなく様々な工夫があると考えられます。何かいいアイデアがありましたら私にもご教示下さい。

また、ライバルの存在って結構有効のようです。複数飼うのは様々な事情で出来ない方もいらっしゃると思いますので無理のない範囲でご検討ください。鳥はやっぱり人間臭いというか…適度なやきもちっていい刺激になるのかもしれませんね(^^ゞ

追記:平成30年12月現在、私がるりちゃんのしつけで最も有効だと感じたのは、るりちゃんが望ましくない行動をしたときはノーリアクションです。

本日の目から鱗の豆知識とは?

  • 止まり木で足を痛める
    止まり木に鳥かごでよく見かける丸いまっすぐな木を使っている方は多いと思いますが、あれは足の同じ部分にずっと付加がかかるので使用時間が長くなると足を痛めるそうです。でこぼこの自然木が良いとのこと。

実際に痛めた鳥の画像が出ましたが、足に大きなタコ?腫瘍?ができていました。我が家は、両方を使用+自在に曲がるパーチを使用していますが、これは知りませんでしたので帰って真っ先にるりちゃんの足の裏を見ました。るりちゃん重いから( ̄▽ ̄;)

  • 動物行動学

きっかけ→行動→良い結果強化

きっかけ→行動→嫌な結果消失

<重要>個人的に思うこと。ここでの良い結果、悪い結果は「その鳥にとって」を考えることです。ここを間違うことが多い!

  • 本日の金言
    ・「鳥は永遠の2歳児。愛情を貰えると鳥は変わります。優しく、いっぱい声をかけてあげて下さい」、「あなたが私に望んでいることを理解する時間をください(引用:「鳥の十戒」)」

これ、本当にそう思います。BLA後、意識して行うようになって余計に。るりちゃんの振る舞いが我が家に来られるお客さんに対して柔らかくなった気がします。

しかしながら、独身中年男が

1人で優しく鳥に話し掛けている…

客観視すると、

なかなかの光景( ̄▽ ̄;)

  • お世話に満点はなし
    インコやオウムの飼育方法は発展途上。現在は正しくても、この先「間違っていた」となることがあります。情報収集に努め、その中から愛鳥と試行錯誤を繰り返す、愛鳥にあった方法を選択することが大切になります。考え続けることが大切とのことでした。

総括と松本壯志さんオススメ書籍

講義中や休憩時間にスクリーンに流してていただける映像や動画がとてもオススメです。TSUBASAさんの看板鳥であるシロちゃんがテレビ出演した際の姿は本当にお腹を抱えて笑えます。

また、動画「長寿な鳥の悩みを聞いて下さい…」、「鳥の十戒」の2つは会場でも人目をはばからず泣いておられる方がたくさんいました。いい歳の男ですが私も涙しました。実は、もう何十回と見ているんですがね(笑)

私のモチベーションを上げるバイブル。

さて、本日の最後にTSUBASA理事長の松本壯志さんが講義中に勧めて下さった書籍と参考ブログをご紹介させていただきます。松本さんより「紹介したものに限らず最新のものを購入して下さいね。変化が速いです」

オススメ書籍と最新情報

・飼い鳥のペレット読本 著者 :眞田 直子(小鳥の病院BIRDHOUSE院長)

・はじめましてインコ 著者:松本 壯志(監修)

・「必ず知っておきたいインコのきもち」 著者:松本 壯志(監修)

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